地域おこし協力隊 学び

超ショートショート小説を書いてみた

投稿日:

超ショートショート小説講座

ショートショート小説とは・・・
ショートショート小説、それは短く不思議な物語

ショートショート小説を書く手順は簡単

写真はショートショート創設者の田丸雅智さん
http://masatomotamaru.com/

①まずは好きな単語をたくさん上げてみる

本来はここに縛りはないのですが
今回は米沢市での講座ということもあり
‘‘米沢市‘‘縛りで

雪 くま ラーメン
織物 牛肉 美味しい
訛り 盆地 上杉
などなど

② ①で挙げた単語からひとつ選びそのイメージを書いてみる

例えば 「雪」のイメージだと

多い 重い 白い
サラサラ 冷たい
ロマンチック 大変
等等

③ ①と②の単語を自由に組み合わせる それがタイトルになる

この場合だと・・・
「冷たい牛肉」とか
「ロマンチック上杉」とかね(笑)

そして私が選んだのはこちら

サラサラ くま

それでは処女作「サラサラしたくま」をご覧ください

【サラサラしたくま】

仕事でストレスが溜まって元気のないタカシ。その日も取引先からのクレームに追われ、ひとり公園のベンチで落ち込んでいると
1匹の可愛らしいくまを連れた老人が話しかけてきた。

「君にこのくまをあげよう。このくまは『サラサラしたくま』といってな、いろんな湿っぽいものをサラサラにしてくれるぞい。好物は鮭の切り身じゃ」と言ってくまをタカシに渡した。

意味も分からず戸惑っているタカシだが、とりあえずくまを連れて家に帰った。

室内でくまを飼うことにしたタカシ。その日から驚くことが起こった。

梅雨時で部屋干ししている洗濯物はよく乾くし、肌も髪も以前と比べてサラサラに。
そして仕事でうまくいかずジメジメと沈んだ湿っぽい気持ちもサラサラと軽やかになったのだ。

ただ、あまりサラサラしたくまに頼りすぎるとくまもイライラするらしく、機嫌が悪くなり凶暴になることもあったが
そんな時は好物の鮭の切り身を与えると機嫌がよくなるのだ。

そしてサラサラとしたくまと生活しているタカシの仕事もうまくいくようになった。

数日後、サラサラしたくまを渡された公園であの老人にまた出会った。
「もうお前にはそのくまは必要ないようじゃな。ほれ、あそこを見てみい。何日か前のお前のようなヤツがいるぞい。あいつにそのサラサラしたくまを渡してこい」

そして、何日か前のタカシのような男は意味も分からず『サラサラしたくま』を連れて行った。

こうして、さらさらしたくまは今日もどこかでいろんな湿っぽいものをサラサラにしている。

イノベーションはこうして生まれる

ショートショート講座のねらい
それは
全く違う何かと何かを組み合わせて
新しい何かを創造するというもの

小説という架空の物語なら
何を組み合わせても何を書いても自由

これが現実社会で出来たら
今まで考えもしなかった何かが生まれる
イノベーションが起こる

新しいモノを生み出そうという時
こういった発想が重要ですね

The following two tabs change content below.

手塚 貴之

地域おこし協力隊として2018年5月に米沢市に移住 ありきたりの協力隊じゃつまらない。 大好きな米沢市でアツく愛と義を生きる。

-地域おこし協力隊, 学び
-

Copyright© 上杉の城下町米沢市地域おこし協力隊てっちゃんのブログ , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.